【安全管理】墜落防止

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施工管理

こんにちは。

毎日の現場管理ご苦労さまです。

建設業は全産業の中でも死亡事故の多い業界です。

その中でも墜落災害の抱えるリスクは高いものになります。

今回は墜落防止措置について書いていきます。

墜落防止設備

われわれは作業員が安全に作業できる環境を整備しなければなりません。

作業員がよそ見していても事故が起きない環境とでも言いますか、

何かミスや不注意があっても守られている環境を作りましょう。

開口塞ぎ

その考えでいくと、開口部はまず塞ぐという答えが出ます。

落ちる穴が無くなれば誰も落ちませんからね。

人や物が載っても壊れない仕様で開口を塞ぎましょう。

高車やフォークリフトを載せる場合はそれなりの強度を計算して塞ぎましょう。

手すり巾木

塞げない穴は手すり巾木を回します。

手すりの高さは法で決められていますので、遵守しましょう。

また、場合によっては腰ネットを張ったりもします。

これは、墜落防止の観点と、飛来落下防止の観点からです。

物が落ちて下にいる人に当たっても大事故ですから。

親綱

どうしても手すりが設置できない場所は苦渋の決断で親綱設置となります。

親綱に安全帯をかけることはできますが、手すりとは安心感が違います。

親綱で逃げるのはホントのホントに最終手段だと思いましょう。

鉄骨工事の際など、親綱しか設置できないようなタイミングでは、

開口部に水平ネットを張ります。

落ちるリスクに対して二重の措置を取る形ですね。

ヒューマンエラーが起きても人が落ちない設備を整えましょう。

災害が起きるとき

現場では監督が安全設備を計画し、その計画でもって整備が行われます。

それでも事故は起きます。

ヒューマンエラーによって災害は起きてしまうのです。

どんなに正しい計画であっても、それを実行する人間が手順を間違えてしまえば、

些細なことでも死につながる事故が起きます。

まとめ

自分の身は自分で守ると言いますが、結局のところこれに尽きます。

不備のないコンディションでもって、正しい手順で仕事をすること。

また、間違いが起きそうなときに一呼吸おいて軌道修正できること。

当たり前のことの積み重ねが安全を生み出していきます。

ほなまた。

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