現場マンは転勤族

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施工管理

こんにちは。

毎日の現場管理ご苦労さまです。

われわれの職場は建てる建物の場所によって毎回変わります。

工期の途中から配属になる短い現場、着工から竣工までを見届けられる長い現場など、

配属の期間はさまざまですが、現場が終われば異動になります。

今回は現場マンならではの転勤について書いていきます。

竣工請負人

現場監督は建物を建てるのが仕事です。

基本的に建物が完成してしまえば次の建物を建てるために職場が変わります。

1つの現場にいる期間は平均して1年程度でしょうか。

巨大な現場や工場内などで続けざまに建て替えが進んでいくプロジェクトでは、

工期も長くなりますが、そんな現場は多くはありません。

1年ぐらいのサイクルで1つ建てては次へ移っていくいく竣工請負人です。

そして、あなたの会社の守備範囲が広ければ広いほど、

異動距離も長くなる可能性があります。

1年ごとに転勤

つまり、われわれは1年ごとに転勤のリスクを抱えていると言っても過言ではありません。

現実的に通勤できる距離は50キロ程度だと思うので、

ちょっと県をまたいで異動になればそれすなわち転勤です。

しかもその事実は大概直前にしか知らされないのでバタバタの引っ越しです。

田舎の現場に配属されるようなことであれば、現場に宿舎がある場合もあります。

そんな時は決まった場所に荷物を送るだけ、単身赴任で荷物を送るだけ、

といった感じでまだ身軽です。

これが中途半端な位置だと逆にしんどいのです。

家庭の事情により、単身赴任なのか、家族みんなで引っ越すのか、

といった問題から始まり、家探し・引っ越しです。

世間一般からしたら理不尽な話でしょう。

これもまた建設業界なのです。

というわけでいつ引っ越しになっても動けるように、

荷物はなるべくコンパクトにしておきましょう。

部屋のものが少ないと人生も捗ります。

転勤も悪くない

とはいうものの、この転勤ラッシュも悪いことばかりではありません。

生活の中でストレスになることの多くは人間関係からではないでしょうか。

パワハラ上司やうるさいおばちゃんなど、職場の人間関係には常に悩みがあると思います。

でも、1年頑張ってください。

環境は現場ごとにすっかり変わります。

あなた自身も今の職場がフィットせずに実力を出し切れていないかもしれません。

大丈夫。

次の現場ではまた全然違う環境で仕事ができます。

異動のたびにリフレッシュされる環境であなたの力を出し切ってください。

よくも悪くも現場ごとの人間関係が基本なので、

竣工まで頑張ればいやなアイツともおさらばです。

職場がポンポン変わることも悪くはないでしょう。

まとめ

サラリーマンである以上、抗うことのできない転勤のさだめですが、

決して悪いことばかりではありません。

人間の評価なんて比較することでしか見えてこないので、

今嫌いなアイツも別の現場を経験して比べてみたら、

意外と紳士なヤツかもしれません。

変化を楽しみ、ものごとをいろんな面からみて成長していってください。

ほなまた。

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