新規工事の乗りこみ前打ち合わせで確認すべき10の項目

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施工管理

こんにちは。

毎日の現場管理ご苦労さまです。

あなたが担当工事を任された時、業者を呼んで打ち合わせをする場面が出てきます。

その際に確認しておくべき項目を解説していきます。

段取りの確認

作業内容

まず、「なに」をするかを確認しましょう。

これは特に仮設が絡む場合には要注意です。

こちらの考えを正確に伝えておかないとやってほしいことができません。

打ち合わせを何回も繰り返すのも昨今のコロナ事情から難しい面もありますので、

やることはきっちりまとめておいて打ち合わせも1回で終わらすつもりで臨みましょう。

コロナじゃなくてもですが。

工程

次に、「いつ」かを押さえましょう。

自分の頭の中で描いた流れを工程表に落とし込み、業者に伝えます。

その結果、無理があれば作業内容の見直しや前後の工程との調整が出ます。

根拠のある工程を作成し、次工程へ流していくために工夫してください。

工程をずらすのは最終手段、苦肉の策です。

作業に必要な確認

作業に必要となる墨について確認しましょう。

基本的には親墨を出しておいて、子墨は各職で出していくものです。

ただし、場合によっては特殊な墨が必要なので、打ち合わせ時に確認しておきます。

足場

作業に必要となる足場について確認しましょう。

足場を組んだり、今ある足場を盛り替える必要があるのか、

可搬式作業台や高所作業車でいけるのか。

足場のあり方で作業効率が変わるので、しっかり確認しておきます。

電気

作業に必要となる電気について確認しましょう。

工種によっては特殊な工事機械を持ち込みます。

そのような機械は往々にして200Vの電力を使います。

また、必要なアンペア数も変わってくるので要注意です。

場合によっては、発電機の設置が必要です。

発電機を設置するときは、それに分電盤も取り付けなければいけないので、

仮設電気工の手配も忘れずにセットでしましょう。

作業に必要となる水について確認しましょう。

水を使う作業の場合、直接機械に繋ぎ込むことがあります。

その際は、いつも使っている水道から分岐する必要もあるので、

どれだけの水を使うかは要チェックです。

下地

作業に必要となる下地について確認しましょう。

前工程までの仕事が、きちんとつながる形で施行されているか、

足りないものはないか、確認します。

現場入場のために必要な確認

安全書類

現場入場の際に必要となる安全書類について確認しましょう。

現場によっては特殊な書類が必要なこともあるので、

協力会社にはしっかり伝達しておきましょう。

また、請負金額によって、主任技術者の専任・非専任が変わったりと、

建設業法に係る書類もあるので、遅滞なく提出してもらいましょう。

詰所

休憩するのに必要となる詰所について確認しましょう。

10時の休憩、お昼の休憩、3時の休憩をしたり、

着替えたりするための詰所で必要な席数を聞いておきます。

大体詰所の座席は6人がけの机に4人程度で座るのが一般的ですが、

詰所が混み合ってくると、6人席に6人がけでギューギューになってしまいます。

普段はそれでもいいかもしれませんが、

昨今のコロナ事情により、3密を回避する必要があるので、

ゆとりを持った席数を割り当てましょう。

外国人

外国人の有無について確認しましょう。

昨今は現場作業員に外国人がいることも珍しくなくなってきました。

ただし、外国人労働者の就業については、

違法でないかをきっちり確認しなければいけないので、いるかいないかを確認し、

いるのであれば、しかるべき手続きをしたうえで入場させましょう。

まとめ

業者との打ち合わせもこのようにテンプレート化しておけば、話がスムーズに進みます。

打ち合わせに向けた準備を徹底して、積極的に話をしていきましょう。

とにかくやってみて、慣れていくことも重要です。

ほなまた。

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