【環境管理】キレイな現場

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施工管理

こんにちは。

毎日の現場管理ご苦労さまです。

あなたの現場はキレイですか?

現場に入れる資材が管理され、それが整然と並べられているか。

現場の環境づくりも監督の仕事です。

そして、最前線で陣頭指揮を取るのは若手現場マンの役目です。

今回はキレイな現場を保つための考え方を書いていきます。

区分け

仕事をするのに、ゾーン分けは作業場所と通路と資材置場に分けられます。

例えば軽鉄ボードの工事だと、壁を立てる場所があって、そこに至る通路があって、

通路の周りに軽鉄やボードの資材置場と加工場があるべきです。

事前の計画がされておらず、

人や物の通る通路が無く、資材置場もあっちこっちに散らばっていると、

仕事がやりにくくてしょうがありません。

効率の悪い仕事は無駄な人工がかかり、職人を苛立たせ、現場の雰囲気も悪くなります。

通路を明確にし、各社の資材置場を明確にしましょう。

搬入計画

各所のゾーン分けが決まったら、それが成り立つように搬入も計画しなければなりません。

仕事が佳境になってきて、業者が増えると、資材の置場も限られてきます。

決められたスペースからあふれるほどの資材を入れてしまうと、

通路が無くなり、他業者の仕事を邪魔してしまいます。

それをまとめるのも監督の仕事なので、資材置場と入ってくる物量を把握して、

先々まで使わない材料が溢れている、なんてことが無いようにしましょう。

清掃

掃除道具

現場はどうしてもホコリが立ちます。

ワシのオススメはフロアホーキで床を掃除することです。

よく掃けます。

こんなやつです


床掃除のときは湿らせたおがくずを撒いてくださいね。

ホコリが舞いにくくなって、掃除がはかどります。

フロア単位や工区単位で掃除用具入れを整備して、

掃除をする時に箒やちりとりなどがすぐに手に取れるよう周知してください。

掃除のタイミング

さて、この掃除は誰がするのでしょう。

自分が仕事をした後に持ち場周りを清掃するのは作業員の義務です。

多くの建設現場では週に1回など定期的に一斉清掃があると思いますが、

これは1週間分の掃除をするのが目的ではなくて、

日々持ち場周りの片付け・清掃を行っているにもかかわらず、

誰が出したかもわからないゴミが現場にはあって、仕事の邪魔になるので、

それをみんなで片付けようという時間なのです。

なので、一斉清掃で業者に自分の作業している場所を割り当てるのはナンセンスで、

自分の目で見て汚いと思うエリアを人海戦術でキレイにするのがベストなのです。

大きな現場で自分の目が行き届かないようであれば、

職長を集めてパトロールしてそういう場所を見つけるのもありです。

いつまでも使わない資材も処分の対象です。

不要材は現場からどんどん出していきましょう。

手軽に掃除

現場にゴミ捨て場があると思います。

ゼロエミヤードやゼロエミステーションと呼ばれているかもしれません。

当然ゴミはそこへ捨てるのですが、

現場巡回中に拾ったごみをそこまで持っていくのは結構手間です。

あなたの現場がゴミ捨て場まで距離があるような現場なら、

各階にゴミカートを設置してみてはどうでしょうか?

巡回中のごみ捨てがはかどります。

もちろんなんでもかんでも捨てていいようにしてはいけません。

そのへんのルールはやりやすいように検討してください。

まとめ

現場をキレイに保つことで、作業効率が上がり、いい仕事ができます。

また、安全面でも優れていて、事故が起きにくいです。

ルールを決めて、それを作業員に守らせる。

監督としての基本ですが、その先にいいものづくりがあります。

現場をキレイにして人に誇れる仕事をしましょう。

ほなまた。

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