【仮設工事】仮設構造計算

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施工管理

こんにちは。

毎日の現場管理ご苦労さまです。

突然ですが、構造計算は得意ですか?

学生時代に構造力学の授業がありましたが、現場でもこの構造力学を使うことがあります。

現場で計画する足場や仮設のステージの計算がまさにそれです。

この計算は監督が苦手とする分野です。

今回は現場マンに必要な構造計算について書いていきます。

単純梁

現場での構造計算の9割は単純梁の計算になります。

というか、単純梁のモデルに落とし込んで計算します。

ややこしいモデルの計算は不要です。

仮設構造計算の極意はこの単純梁モデル化することに尽きます。

モデル化さえできればQ=P/2、M=Pl/4、δ=Pl^3/48EIなどの公式の出番です。

また、これらの計算は仮設物全体の計画と並行して進める必要があるため、

図面を描きながらどんどん計算していって経済的な設計をしましょう。

また、計算は一番不利な条件でやりましょう。

そこでおさまらなければ作業員の使用に制限をかけていくという順番でOKです。

断面係数

学生時代に1つ1つ手計算していた断面係数は、ネットで検索すればすぐに出てきます。

言ってしまえば、単純化したモデルに決まった断面係数を入れて計算していくだけです。

答えが見つからなければ、ここでも単純化する考え方は使ってOKです。

似た形状の断面係数を使っちゃってください。

近似と単純化が物事を簡単に考えるコツです。

許容応力度

決まった流れで曲げ、せん断、たわみについて計算していき、

最終的にそれが許容値におさまるかどうかの判定をします。

仮設物の判定は一般的に短期許容応力度に1.25を掛けた中期許容応力度で判定します。

使い方次第では短期や長期もありえるので、そこは状況に応じて柔軟に考えてください。

まとめ

計算は慣れです。

アレルギー反応で逃げていたらいつまでも上達しません。

単純でいいのです。

モデル化できたら勝ちです。

難しいモデルの解析をするのではなく、簡単にかみ砕いて単純に計算してください。

さらりと計算をして周りに差をつけちゃってください。

やればなんでもできるので食わず嫌いはやめましょう。

ほなまた。

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