カメラ小僧になろう

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施工管理

こんにちは。

毎日の現場管理ご苦労さまです。

若手現場マンの仕事の一つに写真撮影があります。

今回はこの写真撮影について書いていきます。

工事写真

建物の完成後に見えなくなってしまうものについては基本的に証拠写真を残します。

例えばコンクリート打設後に躯体の中に埋まってしまう鉄筋工事では、

入荷時の材料検収から構造図に則った配筋状況までを写真に残します。

考え方としては後から見えなくなるものや見にくくなるものを、

隠れてしまう前に撮影するだけです。

ただし、ものだけでなく、工程的な証拠写真が必要な場合もあります。

防水工事や塗装工事ではまさに施工中のタイミングの写真を撮ることで、

仕様に従った作業を行っていることを証明しなければなりません。

これは作業中のピンポイントのタイミングで撮影しないといけないので、

職人とのコミュニケーションを密にとり、タイミングよく撮影してください。

また、この写真は完了検査時の提出用写真になるので、黒板を付けて写真を撮ります。

黒板を付けるのは、写真を撮った日時や部位などを明確にするためです。

いつ、どこで、なんの写真を撮ったかがわかるように黒板に記入してください。

スナップ写真

一方、お堅い写真とは別に、工事の状況や進捗を見るために撮る写真もあります。

これらは黒板など入れずにスナップ写真として撮りますが、

この写真が後々役立つこともあります。

というのも、どうしても人の記憶はあいまいなのですが、

「あの時どんな作業してたっけ?」ということはよくあることなのです。

これを上司が言ってくるときは、結構重大な局面に立たされていたりして、

現場の目たる若手現場マンが写真でもって証明できれば、

一気にピンチを脱出できたりします。

ワシが言いたいのは、新しこと、珍しいことがあれば写真を撮ってくれということです。

特に若ければ若いほど現場には真新しいことが溢れているはずです。

一度に全てを脳に刻み込むことはできませんが、写真は永久に保存できます。

1年生なら1日100枚写真を撮るくらいの勢いでなんでもカメラにおさめてください。

写真として撮影する行為で物事を冷静に見つめることもできますし、

その写真自体が現場の運営を助けることもあります。

最近は現場でスマホやタブレットを使う人も増えていると思うので、

どんどん撮影してください。

最悪写真整理の際にコメントを付けてオフィシャルな工事写真にすることもできます。

なんにも写真が無いとどうしようもないので。

まとめ

とにかく現場ではカメラ小僧のごとく写真を撮ってください。

モニター越しに意外な発見があるかもしれませんし、

後から見返して知識を深めることもできます。

復習することも成長のための大事な行動です。

これらを肝に銘じて、現場ではいつでも写真が撮れる体制を整えましょう。

ほなまた。

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