こんにちは。
毎日の現場管理ご苦労さまです。
とんでもないニュースが舞い込んできました。
スーパーゼネコンの一角、大成建設がやらかしたようです。
起きたのは品質のトラブル。
結果的に26階建の15階まで建った鉄骨を解体して建て直すことに。
規模がえげつない。
なんでも、鉄骨の建ち精度が悪かったのを、
数値を偽装して報告していたのだとか。
また、床コンクリートの厚みも薄かったとのこと。
まず、嘘はいけません。
現場なので、当然精度のバラツキが無いなんてことはありません。
そこをどうおさめていくかが現場マンの腕の見せ所です。
数字を改ざんしていては現場マンの存在意義が無くなってしまいます。
ただ、この件では品質担当者が1人で全てを管理していたと報道されていますが、
にわかに信じがたいです。
1人に責任を押し付けているような、闇が垣間見えますね。
とはいえ、辞任させられた専務や札幌支店長もたまらんですね。
ほんま、人生ひっくり返ってもうてますね。
まぁ、それぐらい大きな事件なんですが。
みなさんも現場にいれば、
手戻りになるようなトラブルに出会うでしょう。
その日1日の作業がパーになるかもしれません。
その時、現場を止めて後戻りする勇気を持ってください。
今回の事件では2年という工期の遅れが出ます。
あるタイミングで1日の手戻りをケチったために2年です。
物事はそう単純ではないでしょうが、
悪いことは溜めれば溜めるほど後で痛い目を見ます。
また、品質に限らず、安全でもあると思います。
安全の不具合の究極は人の命に関わります。
是非とも現場を止める勇気を持ってください。
正しいことを正しく行う。
これこそ現場マンの誇りではないでしょうか。
ほなまた。
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