【仮設工事】水中ポンプの選び方

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施工管理

こんにちは。

毎日の現場管理ご苦労さまです。

水替えをする時には水中ポンプを使います。

ひとえに水中ポンプといってもリース屋さんのカタログには多種多様なポンプが載っています。

今回はこれらの水中ポンプの使い分けについて書いていきます。

水中ポンプの種類

横吸い

100Vの電源で動く一番オーソドックスなタイプのポンプです。

基本的に使うのはこれになります。

使いたい場所までコードリールを引っ張り、サニーホースをつないで排水します。

周りが土の場所で使うときはバイスケという竹かごに入れて使います。

ポンプが泥を吸って詰まるのを防ぐためです。

据えっぱなしにする際にはセンサーが付いたタイプを使います。

底吸い

水を底から吸うタイプのポンプです。

ゼロポンプや残水ポンプとも呼ばれ、水位が低くても吸えます。

コンクリートを打った後の床面やピットで使うことが多いでしょう。

ゴミがあると吸い込み口がすぐ詰まってしまうので、注意が必要です。

バキュームレーター

通称ぞうさん。

本体から吸い込み用のホースと排水用のホースが伸びるタイプのポンプで、

排水量は多くないが、吸い切る用途としては最適です。

本体に呼び水を入れないと吸えないので要注意。

吸い込み口の皿にクランプを重しとして付けると浮いてこないのでよく吸えます。

200V

釜場やノッチタンクなどの水が集まってくる場所に据えたり、

100Vで追いつかないほどの水量があるときに使います。

釜場などに固定で長期間使う場所のポンプにはサクションホースをつないだ方が管理が楽です。

また、吐出量に種類があって、それに応じてホースの口径も変わります。

一般的な2インチの口径でも100Vの倍ほど吸いますが、

水が吹いた時などの緊急用にはもっと太い3インチや4インチのものがあった方がいいでしょう。

サンドポンプ

少々の土砂ならまとめて吸い上げられるポンプです。

バイスケでどうにもならないほどのヘドロを吸い上げるときに重宝します。

とはいうものの、ワシは使ったことありません。

まとめ

どこの現場にも必ずある水中ポンプ。

この手配は若手に回ってきがちです。

種類を理解して、適材適所にポンプを使い分けましょう。

ほなまた。

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