こんにちは。
毎日の現場管理ご苦労様です。
今回は現場監督という仕事の実態について書いていきたいと思います。
現場監督に対する世間のイメージ
現場監督という仕事についてどういうイメージを持っていますか?
そもそも建築の仕事は「きつい」、「汚い」、「危険」という、
いわゆる3Kの仕事だと言われます。
世間の考えと実情が合っているか、実体験を述べていきます。
きつい
確かにきついと思います。
現場は生き物なので、トラブルは日常茶飯事です。
予定通り、思惑通りに物事が進まないことがしょっちゅうあります。
トラブル対応に追われて、大残業になる日もあります。
朝も早く、夜も遅くなって、比較的拘束時間が長い仕事です。
ただ、この拘束時間に対しては対価が支払われているので、一長一短です。
また、監督としての責任も小さくはないので、
精神的にもプレッシャーがかかるかもしれません。
下請けを預かる立場上、新入社員であっても中間管理職的な立ち位置になります。
楽な仕事だと思ったことは一度もありませんが、慣れては来ます。
汚い
土を掘ったりしますし、ホコリも舞うので、オフィスワークのような綺麗さはありません。
土は仕方がないかもしれませんが、
ホコリはわれわれが秩序を作り出していくことで、いくらでも改善していけます。
危険
危険な場所、危険な場面もあります。
ただし、その危険を回避し、安全に作業させることがわれわれの仕事なので、
正しい行動を取っていれば、危険は最小化されるでしょう。
現場監督の魅力
こんな仕事ですが、ワシは現場監督を続けています。
それは魅力もあるからです。
建設業とは特殊な業界です。
他に2つとない建物を毎度違うメンバーと共に作り上げていく、
ものづくりの世界です。
このものづくりの達成感がこの仕事の一番の魅力になります。
大きなスケールで作り上げていくやりがいがあるのです。
また、一般的にプロジェクトごとにチームも変わるので、
ソリの合わない上司と退職まで運命共同体、なんてこともありません。
ただ、これは逆も然りなので、良くも悪くも現場ごと、と言ったところです。
現場監督の適正
では、現場監督に向いている人はどんな人でしょうか?
建築は学業で見た場合、理系の学部になりますよね。
ただ、現場監督にとって理系であることはいろんな視点から見つけ出せる共通点の一つでしかありません。
文系でも構いません。
文系よりも理系よりも体育会系が評価される場面もあります。
現場監督に必要なもの、それはコミュニケーション能力とバイタリティです。
この2つのうち、どちらかが普通にあれば、監督としてやっていけると思います。
常に人手不足な業界なので、あなたの参戦を待っています。
ほなまた。
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